1 歳６ か月児を持つ母親の育児仲間の実態と育児仲間の有無に関連する要因

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C. 医薬保健学域・大学院医薬保健学総合研究科 (医学系/ 薬学系/ 保健学系)

c20. 紀要

Journal of wellness and health care

Vol.43 No.2 (2019)

Permalink : http://doi.org/10.24517/00056816

1 歳６か月児を持つ母親の育児仲間の実態と育児仲間の有無に関連する要因利用統計を見る

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JaLC DOI	info:doi/10.24517/00056816
アイテムタイプ	紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語	日本語
キーワード	parenting acquaintances, mothers with 18-month-old children, child-rearing stress, interpersonal behaviors
その他のタイトル	The status of parenting acquaintances and factors related to the presence orabsence of parenting acquaintances among motherswith 18-month-old children.
著者	宮野幸子石渡丈子表志津子 ( 科研費研究者番号: 10320904 , 金沢大学研究者情報: 10320904 , 研究者番号: 10320904 ) 岡本理恵 ( 科研費研究者番号: 50303285 , 研究者番号: 50303285 ) 中田（市森）明恵 ( 研究者番号: 80507369 ) 高橋裕太朗山田裕子
著者別表示	Miyano Sachiko Ishiwata Tomoko Omote Shizuko Okamoto Rie Nakada(Ichimori) Akie Takahashi Yutaro Yamada Yuko
雑誌名	Journal of wellness and health care
雑誌名(英)	Journal of wellness and health care
巻	43
号	2
ページ	65 - 73
発行年	2020-02-03
ISSN	2434-1509
出版者	Wellness and Health Care Society
出版者（別名）	ウェルネス・ヘルスケア学会
抄録	目的： 1 歳6 か月児を持つ母親の育児仲間の実態と育児仲間の有無に関連する要因を明らかにすることである。対象と方法：A 県B 市の1 歳6 か月児健康診査を受診した母親を対象として，無記名自記式質問紙調査を行った。調査項目は基本属性，育児の状況，育児ストレス，対人態度（内的作業モデル），育児仲間の有無とし，育児仲間の有無に関連する要因をロジステイック回帰分析した。結果：分析対象者105 名のうち，育児仲間がいない者（なし群）は10 名（9.6％），なし群の平均年齢は33.4 歳，子どもの出生順位は第一子70.0％，育児仲間が必要であると回答した者は80.0％であった。育児仲間に最も期待することは手段的サポート（情報交換・子どもを預け合う等）と回答した者は，育児仲間なし群は60.0% で，あり群の20.0％より有意に高かった(p<0.01)。育児ストレス尺度得点の合計は，育児仲間なし群が有意に高く (p<0.01)，内的作業モデル（安定型）の得点は，育児仲間なし群が有意に低かった（ｐ＜0.05）。育児仲間の有無に関連する要因は，育児仲間に最も期待すること（手段的サポート／情緒的サポート）（P=0.015，オッズ比5.443），内的作業モデル（安定型）(P=0.007，オッズ比0.831) であった。考察･結論： 1 歳6 か月児は歩行が確立し外出の機会が増え育児仲間と出会う機会も増えることが予想されるが，育児仲間がいない者が約1 割存在し，それらは育児仲間に手段的サポート（情報交換・子どもを預け合う等）を期待しつつも他者との関係に苦手意識があることから，母親同士の交流が促進される育児仲間づくりの支援が必要である。
著者版フラグ	publisher
大見出し	原著
大見出し(英)	Original Article

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