@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00013492, author = {萱原, 正都 and 中川原, 寿俊 and 北川, 裕久 and 太田, 哲生}, issue = {2}, journal = {胆道 = Journal of Japan Biliary Association}, month = {Jan}, note = {Adenomyomatosisは胆嚢によくみられる良性疾患であるが,胆管にも同様の病変を稀にみることがある.胆管末端部から乳頭部にかけてのadenomyomatosisは1980年から現在までに自験例を含め60例の報告がある.本疾患の性差はなく,平均年齢は64歳であった.右季肋部痛・上腹部痛が多く,黄疸は49%の症例にみられた.画像診断では胆管末端の腫瘤性病変として認識されるが,確定診断に難渋し悪性腫瘍の除外診断とされることが多い.組織学的確診には共通管から下部胆管の比較的大きな組織が必要である.64%の症例で膵頭十二指腸切除がなされているが,経十二指腸的乳頭切除形成術,内視鏡的乳頭切除術,PTCSによる治療も報告されている.今後は過大侵襲治療を回避する努力が必要であり,経過観察も治療法の選択肢と思われる.以上,胆管末端部から乳頭部にかけてのadenomyomatosisの診断と治療について概説した.}, pages = {192--198}, title = {胆管末端部のadenomyomatosisの診断と治療}, volume = {24}, year = {2010} }