@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00013694, author = {戸田, 有宣 and 松本, 勲 and 小田, 誠 and 渡邊, 剛}, issue = {2}, journal = {肺癌 = Japanese Journal of Lung Cancer}, month = {Jun}, note = {背景.肺癌患者において血清クレアチンキナーゼ(creatine kinase:CK)値が腫瘍マーカーのひとつとなることがある.症例.症例は61歳女性.検診で胸部異常陰影を指摘され当院受診となった.入院時の採血でCK分画が正常な高CK血症を呈していた.術前の精査にて神経筋疾患は除外された.胸部CTでは左S10に不整形結節を認めた.喀痰及び気管支鏡検査にて肺扁平上皮癌と診断し(cT2N0M0 stage IB),左肺下葉切除術を施行した.免疫染色にて腫瘍細胞にCK-MMとCK-BBの発現を認めた.術後5年経過した現在まで再発の徴候は認めていない.結論.血清CKの上昇は腫瘍細胞の産生によるものと考えられ,血清CK値が術後再発を予見させるひとつの指標となりうると考えられた., 金沢大学医薬保健研究域医学系}, pages = {162--165}, title = {術前血清CKが異常高値を示した肺扁平上皮癌の1切除例}, volume = {50}, year = {2010} }