@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00014083, author = {溝上, 敦}, issue = {2}, journal = {泌尿器外科 = Japanese journal of urological surgery}, month = {Feb}, note = {前立腺癌に対するホルモン療法の有用性は明らかであるが, 進行性前立腺癌では, 数年後には再燃が生じる. しかし, 再燃の機序も徐々にではあるが明らかになりつつあり, その機序に対応した薬剤も開発されている. また, 再燃癌に対してドセタキセルを使用できるようになり, 延命も可能となった. 今後どのような薬剤をどのタイミングで使用するべきかを考えて, 患者の延命だけでなくQOLも改善させる必要があるだろう. 「はじめに」限局性前立腺癌に対しては, PSや年齢が問題なければ前立腺全摘除術, ブラキーセラピーがしばしば施行され, 予後は比較的良好であるが, T3以上の症例PSが不良の場合や高齢者では, しばしばホルモン療法が施行されているのが日本の現状である. 1941年にC.Hugginsが初めて前立腺癌に対してcastrationを行い, 前立腺癌の退縮を観察したと報告して以来, ホルモン療法が前立腺癌に対する有効な治療法として受け入れられてきた(図1)1).}, pages = {129--134}, title = {前立腺癌に対する薬物療法の今後の展望}, volume = {23}, year = {2010} }