@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00014110, author = {後藤, 由和 and 橋本, 正明 and 後藤, 由美子 and 稲葉, 英夫}, issue = {12}, journal = {ICUとCCU = Japanese journal of intensive care medicine}, month = {Dec}, note = {最近, 脳神経系疾患の重症度評価法として, 非侵襲的な自律神経系活動の評価法である心拍変動解析が行われている. しかし, これらの多くの研究はスペクトル解析によるもので, 非線形解析から論じた報告は少ない. そこで, われわれはローレンツプロット非線形解析に注目し重症度との関係について検討した. 頭蓋内出血例40症例を対象にMemCalc(GMS社)を用いて心拍変動解析を行った. その結果, ローレンツプロットから得られた心臓交感神経係数(CSI)とAPACHE IIスコアとの間には負の相関関係(R=-0.47, p<0.01)が認められた. スペクトル解析上の高周波数成分に対する低周波数成分のパワー比(LF/HF比)もAPACHE IIスコアと負の相関関係(R=-0.56, p<0.01)が認められた. 以上から, (1)ローレンツプロット上の交感神経係数の減少は重症度を反映すること, (2)スペクトル解析の方がローレンツプロットより重症度をより鋭敏に反映することが示唆された.}, pages = {1003--1009}, title = {頭蓋内出血症例における心拍変動解析: ローレンツプロット非線形解析と重症度との関係}, volume = {28}, year = {2004} }