@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00014114, author = {北川, 育秀 and 並木, 幹夫}, issue = {4}, journal = {泌尿器外科 = Japanese journal of urological surgery}, month = {Apr}, note = {前立腺癌に対するactive surveillance(AS)の問題点について, 多面的に検討した. 臨床的な問題として, 適応基準が確立していないこと, 癌の進行をモニターできる経過観察方法が確立していないこと, 遅延治療での長期の治療効果が不明であることなどが挙げられる. 患者の心理的な問題として, 癌を治療していない不安感があり, 医療者側では遅延治療が奏功しないときの後悔の感情が考えられる. 社会的な問題として, ASが前立腺癌治療に対する誤解を招く懸念がある. 現時点でのASの標準化は時期尚早であり, 知見を蓄積した上での再検討が望まれる. 「はじめに」National Comprehensive Cancer Network(NCCN)1)あるいはNational Cancer Institute(NCI)患者用癌情報PDQ(R)2)のガイドラインでは, 低リスク限局性前立腺癌の治療として, 根治的前立腺全摘除術, 放射線療法, PSA監視療法(active surveillance:以下, AS)を推奨している.}, pages = {551--555}, title = {前立腺癌に対するactive surveillance-cons}, volume = {23}, year = {2010} }