@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00014218, author = {山口, 貴久 and 伏田, 幸夫 and 柄田, 智也 and 木下, 淳 and 尾山, 勝信 and 渡邉, 利史 and 岡本, 浩一 and 中村, 慶史 and 二宮, 致 and 藤村, 隆 and 太田, 哲生}, issue = {10}, journal = {癌と化学療法 = Japanese journal of cancer and chemotherapy}, month = {Oct}, note = {癌組織に浸潤するマクロファージには腫瘍促進作用を有するものが存在し, M2マクロファージと呼ばれている. 胃癌癌性腹膜炎患者の腹腔内マクロファージのphenotypeを評価した. 胃癌癌性腹膜炎患者から採取した腹水あるいは腹腔洗浄液から細胞を回収し, 比較対照群をStage I, II患者の腹腔洗浄液とした. CD45(汎白血球マーカー), CD68(汎マクロファージマーカー), CD163 (M2マクロファージマーカー)を染色し, フローサイトメトリーにて計測した. 癌性腹膜炎患者の腹腔内には多量の腹腔内マクロファージが存在し, その約71%と大部分がM2マクロファージであることがわかった. またM2マクロファージを多数有するStage IV症例の腹腔内マクロファージを継時的に検討したところ, パクリタキセルを含んだ腹腔内化学療法により, M2マクロファージの比率が減少することがわかった. 腹腔内マクロファージは腹膜播種増悪と関連しており, 治療ターゲットとなることが示唆された.}, pages = {1270--1272}, title = {胃癌癌性腹膜炎患者における腹腔内マクロファージの検討}, volume = {41}, year = {2014} }