@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00014487, author = {中沼, 安二 and 冨士井, 孝彦 and 太平, 周平 and 全, 陽}, issue = {4}, journal = {胆と膵 = The Biliary tract & pancreas}, month = {Apr}, note = {従来より, 原発性硬化性胆管炎(PSC)に胆管癌を合併する症例の存在することが知られているが, その合併頻度は施設により, また地域により異なる. わが国では現時点では非常に少ないと思われる. 今後, PSC症例の管理が十分に行われ, 長期生存例が増加すれば, 胆管癌を始め, 悪性腫瘍の合併がPSC患者の生命予後に重要となると考えられる. 特に, 潰瘍性大腸炎を合併するPSC, いわゆる欧米型のPSCで, 胆管癌の発生が将来的には欧米レベルになるかもしれない. 慢性胆管炎に発生する胆管癌は, 多段階発癌を経由すると考えられる. 近縁疾患の肝内結石症では慢性胆管炎に関連して3段階の胆管上皮内異型病変がみられる. また, 発癌機序として, 慢性胆管炎に関連して, 胆管炎局所で産生されるnitric oxideなどの活性化酸素種による酸化ストレスに胆管上皮が曝されることが重要と考えられており, これに関連して癌関連遺伝子の活性化や不活性化が発癌過程に関与すると考えられている.}, pages = {351--357}, title = {原発性硬化性胆管炎と発癌}, volume = {26}, year = {2005} }