@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00016053, author = {Fujita, Takashi and Notoya, Masako and Sunahara, Nobuyuki and Nakatani, Ken and Kato, Kiyohito and Nagai, Takashi and Inoue, Katsumi}, issue = {2}, journal = {金沢大学つるま保健学会誌 = Journal of the Tsuruma Health Science Society, Kanazawa University}, month = {Feb}, note = {はじめに:アルツハイマー病(AD)の軽度段階では、いくつかの手段的日常生活活動(IADL) の能力が低下し、高次脳機能の低下やうつがIADL に影響していると考えられている。し かし、IADL と高次脳機能、うつとの関連について検討した報告は少ない。そこで、我々 は「机上IADL 検査」を用いて、高次脳機能やうつがIADL にどのように影響しているの かについて検討した。方法:対象は軽度AD 群25 名と健常高齢者群22 名とし、7 種類の IADL 課題で構成され信頼性と妥当性が証明されている、「机上IADL 検査」と神経心理 学的検査、簡易うつ検査(GDS-15)を実施した。結果:軽度AD 群では、「服をしまう」、「ご みの分別」、「本の分別」の課題については、実施割合が高い結果となった。しかし、すべ てのIADL 課題で誤反応が健常高齢者より有意に多い結果となった。7 種類のIADL 課題 と神経心理学的検査とGDS-15、年齢との関連を検討したところ、神経心理学的検査によっ て相関の強さの違いがみられた。また各IADL 課題は、短期記憶との関連が強かった。 考察:軽度AD 者は、誤り行動を含みながらIADL タスクを実施していると考えられた。 また、軽度AD 者へのIADL 支援を行う際は、影響する認知機能の種類に配慮した検査の 選択が必要と考えられた。}, pages = {45--55}, title = {Cognitive dysfunction affecting instrumental activities of daily living in patients with Alzheimer’s disease: a comparative study using the At-the-Desk test}, volume = {40}, year = {2017} }