@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00016065, author = {京田, 薫 and 塚崎, 恵子 and 柴田, 克之 and 板谷, 智也 and 城戸, 照彦}, issue = {1}, journal = {金沢大学つるま保健学会誌 = Journal of the Tsuruma Health Science Society, Kanazawa University}, month = {Jul}, note = {Background  介護している者の多くに腰痛が生じている。介護動作時の腰部への負荷を明らかにして、 腰痛の発生を防止するための対策の強化が必要である。 Objective  本研究の目的は、在宅介護動作時における腰部筋への負荷の実態を明らかにすることで ある。 Methods   女子大学生26 名を対象として、介護動作中の体幹及び下肢の主動作筋活量と主観的腰部 疲労感を調査した。左右の腰部脊柱起立筋、腹直筋、外側広筋、半腱様筋の8 筋を選出し、 表面筋電計を装着して介護動作中の筋活量を計測した。介護環境(布団上とベッド上)と介 護状況(自己流・介護技術習得後・腰部保護ベルト装着)による腰部負荷の違いを明らかに するため、介護動作を実施して腰部負荷を計測し、2 元配置分散分析を用いて比較分析した。 Results  右脊柱起立筋活量はベッド上での介護動作時の方が、布団上に比べて有意に高かった。左 脊柱起立筋活量は、ベッド上での介護動作時の方が布団上に比べて、介護技術習得後とベル ト着用は有意に高かった。腹直筋は有意な差はみとめられなかった。両側の外側広筋活量は、 布団上の介護動作時は、自己流の方がベルト着用よりも高く、ベッド上では有意な差は認め られなかった。自己流は、布団上の介護動作の方がベッド上よりも有意に高かった。 Conclusions  初心者は、ベッド上では介護技術習得後とベルト着用時の左脊柱起立筋活量の負荷量が高 く、ベッド高の利便性をうまく活用できるように熟練した手技の習得が必要であると考える。 腰部保護ベルトの装着による腰部脊柱起立筋の負荷の減少効果は認められなかった。}, pages = {45--54}, title = {Load on low back muscles during home care activities: experimental study involving novice caregivers}, volume = {40}, year = {2016} }