@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00016107, author = {橋本, 逸子 and 木村, 留美子 and 津田, 朗子}, issue = {1}, journal = {金沢大学つるま保健学会誌 = Journal of the Tsuruma Health Science Society, Kanazawa University}, month = {Jul}, note = {昨今、多くの保育現場で、「気になる子ども」の保護者への対応に困難感を抱いているこ とが報告されている。そこで、本研究は、保育士の『気になる』ことを保護者に伝えられな い理由を明らかにし、子どもの問題に関する保育士と保護者の共通理解の為の方法を検討す るために、機縁法により、10 か所のK 市及びN 市にある保育所を選出し、当該施設の保育 士を対象に自記式質問紙調査を行った。回収数202 名のうち、有効回答数193 名(有効回答 率95.5%)を分析の対象とした。「気になる子ども」を担当した経験があると答えた保育士 は85.2%で、それに気付いた年齢は、2 歳児が最も多かった。気づいたきっかけは、自らの 気づきによるものが70.5%であった。  気になる子どもの保護者への伝達についての個々の意見では、ケースにより異なるとい う意見が最も多く59.4%、「伝えることができる」は24.0%、「伝えることができない」は 16.6%であった。気になる子どもに気づいた後の対策は、主任保育士に相談が67.9%、同僚 に相談が64.1%、園長に相談が60.9%で、多くの保育所が、保育士一人の問題としないよう な相談体制を築いていた。また、伝えられない理由は、保育士の「専門的知識の不足」保護 者側の「受け入れない親の姿勢」「親の健康問題」という事情があった。}, pages = {101--108}, title = {保育所における「気になる子ども」の研究: 保護者への対応について}, volume = {39}, year = {2015} }