@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017103, author = {清水, 正樹}, issue = {3・4}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {2005202414, 小児期腎臓疾患患者の腎組織におけるヘムオキシゲナーゼ(HO)-1 mRNAの発現様式を解析し,免疫染色によるHO-1蛋白発現や各種臨床データと比較してその臨床的意義を検討した.対象はメサンギウム増殖性糸球体腎炎,尿細管間質腎炎など計94例,およびコントロールとしてHO-1欠損症例1例であった.in situ hybridization法による検討の結果,HO-1 mRNAは糸球体上皮細胞,ボウマン嚢上皮細胞,尿細管上皮細胞および浸潤マクロファージに発現し,尿細管上皮細胞では近位側より遠位側で強く発現していた.また,近位尿細管では,HO-1 mRNA発現とHO-1蛋白発現に相関を認めたが,遠位尿細管ではHO-1蛋白発現を恒常的に強く認めた一方,H0-1 mRNA発現レベルは症例により多様であり相関を認めなかった.H0-1 mRNA発現強度は蛋白尿の程度と明らかな相関を認めた.HO-1は糸球体性蛋白尿から各種上皮細胞を保護し,それぞれの部位で異なる働きを行い腎機能の維持に重要な役割を果たしている, 原著論文/比較研究, 金沢大学大学院医学系研究科循環医科学専攻血管発生発達病態学}, pages = {117--125}, title = {ヒト腎組織における部位特異的ヘムオキシゲナーゼ-1遺伝子発現の特徴とその臨床的意義}, volume = {113}, year = {2004} }