@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017144, author = {北野, 慎治}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {2003278078, 生検時に採取した骨肉腫組織20例に対して,免疫組織化学及びTUNEL法により,骨肉腫組織におけるFasL発現強度,発現率及び組織内のCD8陽性細胞数.アポトーシス細胞数を調査し,これらの因子と臨床治療成績との関連について検討した.骨肉腫細胞の大多数はFasLを発現し,骨肉腫組織に浸潤してきたFas陽性細胞障害性Tリンパ球(CTL)が骨肉腫細胞と直接接触した際に,腫瘍表面のFasLがFas陽性CTLをアポトーシスに導く攻撃を行うことにより,腫瘍免疫監視機構から回避している可能性が示された.骨肉腫細胞におけるFasLの発現は,臨床治療成績とは相関しなかったが,FasL発現形質の獲得は骨肉腫発生早期に生じる現象で,骨肉腫のごく初期の発生段階及び転移形成において重要な役割を果たしていると考えられた, 原著論文, 金沢大学大学院医学系研究科がん医科学専攻機能再建学}, pages = {41--49}, title = {ヒト骨肉腫におけるFasリガンド発現とその機能に関する研究 腫瘍内浸潤細胞傷害性Tリンパ球に対するアポトーシス誘導と免疫回避への関与}, volume = {112}, year = {2003} }