@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017164, author = {宮田, 就弘}, issue = {2・3}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {2003045258, ヒト口腔扁平上皮癌の浸潤に対して,自己分泌型運動促進因子(AMF)によって促進される癌細胞の運動能が及ぼす作用について検討した.癌浸潤様式の異なるヒト口腔扁平上皮癌由来細胞株OSC-19細胞,OSC-20細胞,HOC-313細胞を用い,血清添加および無血清培養液の環境下でそれぞれの細胞運動能を測定し,AMFおよびAMFレセプター(gp78)蛋白の発現を解析した.その結果,血清添加培地では浸潤様式が高度の細胞株が高い運動能を示し,無血清培地ではHOC-313細胞のみが高度の運動能を有し,AMFおよびAMFレセプター(gp78)蛋白を発現していた.傷付けアッセイ法での検討では,AMF中和抗体添加によりHOC313の運動能の抑制を認めた.さらに,コラーゲン・ゲルを用いた三次元培養浸潤モデルでの検討では,AMFによる運動能抑制により浸潤能も抑制された.以上より,AMFは口腔扁平上皮癌の浸潤の促進因子であると考えられた, 原著論文, 金沢大学大学院医学系研究科がん医科学専攻細胞浸潤学}, pages = {106--113}, title = {口腔扁平上皮癌における自己分泌型運動促進因子発現に関する研究(第1報) 各種癌細胞株の運動能及び浸潤能の検討}, volume = {111}, year = {2002} }