@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017187, author = {内山, 佳代}, issue = {5・6}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {2002259543, 局所投与によるフルコナゾール(FLCZ)の眼内移行と前眼部への影響について検討した.実験には白色ウサギを使用し,0.2%FLCZを5分毎13回(1時間)点眼した群,30分毎25回(12時間)群,0.3mlを結膜下注射した群に分け,対照眼には生理食塩水を点眼した.1時間点眼群のFLCZ濃度は最終点眼15~30分後に結膜,角膜,前房水,虹彩毛様体,網膜および強膜において最高値となった.12時間点眼群では最終点眼1時間後に結膜,角膜,前房水および水晶体前皮質部にFLCZが検出され,結膜下注射群では前眼部組織,硝子体,網膜,脈絡膜および強膜にFLCZが検出された.角膜上皮および内皮細胞密度,角膜厚,眼圧,涙液内LDH活性および蛋白濃度は点眼前後で明らかな変化はなかった.角膜上皮創治癒速度は,点眼群と対照群間に差はみられなかった.以上より,FLCZは局所投与で前眼部組織内にCandida albicansの99%発育阻止濃度を凌駕して移行し,副作用もなく,眼真菌感染症の治療に有効かつ安全と考えられた, 原著論文, 金沢大学医系研究脳医科}, pages = {339--347}, title = {局所投与によるフルコナゾールの眼内移行と前眼部への影響}, volume = {110}, year = {2001} }