@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017194, author = {山田, 陽久}, issue = {5・6}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {2002182321, 自然発症インスリン非依存型糖尿病ラット(OLETF)の網膜電図(ERG)に関して検討した.実験には,OLETFラットと糖尿病を発病しないLETOラットを用い,自由摂食のOLETF,食事制限のOLETF,LETOの3群に分け,ERGの経時的変化を比較した.自由摂食群はLETOに比し,糖尿病状態にある35週齢以後でもO2,O3,O4振幅は有意に大きく,網膜ドーパミン,DOPAC含量が有意に高く,高血糖以外のOLETF特有の因子の関与が示唆された.自由摂食群は食事制限群に比し,耐糖能障害をきたし始める15,20週齢でO2頂点潜時は有意に短縮し,35週齢よりO2,O3の頂点潜時延長と振幅低下を認めた.55週齢OLETFでは血清総コレステロール,HDLコレステロール値,血清トリグリセリド値はO1,O2,O3,O4の頂点潜時と正の相関を示した.55週齢のDOPAC,HVAは,自由摂食群が食事制限群に比し有意に低く,O1,O2,O3の頂点潜時と負の相関を示した.以上より,脂質代謝異常ないし網膜内ドーパミン代謝異常が網膜機能失調に関与していることがERGにより確認された, 原著論文, 金沢大学医系研究脳医科}, pages = {418--442}, title = {自然発症糖尿病ラットの網膜電図に関する研究 食餌制限の効果}, volume = {110}, year = {2001} }