@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017218, author = {大坪, 公士郎}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {2001249059, 60例のヒト膵癌組織材料を用い,免疫組織学的検討よりp16蛋白の発現を検討し,DNAを用いたホモ接合性欠失,変異,メチル化等のp16遺伝子異常を検索した.その結果,ヒト膵癌60例のp16の異常は,蛋白発現レベルで38例,遺伝子レベルで11例にみられた.変異レベルでp16の変異がみられた9症例の内訳は,エクソン1が2例,エクソン2が7例であった.又,メチル化は2例でみられた.遺伝子レベルの異常の有無では占拠部位,組織型,臨床病期に有意差はみとめなかったが,p16遺伝子異常群は正常群に比し,腫瘍径が大きく,術後6ヵ月以内に死亡した者が多かった.以上よりp16を有する膵癌は悪性度が高く,予後不良予測マーカーとなり得ることを示す, 原著論文, 金沢大学がん研究所}, pages = {52--64}, title = {膵癌におけるp16癌抑制遺伝子の異常 臨床病理学的事項との対比}, volume = {110}, year = {2001} }