@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017462, author = {田中, 憲次}, issue = {6}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {1997158252, 1)野生型アネキシンVのN末端アミノ酸を6個伸長させ(Met-Ala-Cys-Asp-His-Ser),更にCys316をSerに置換させたアネキシンV変異体を大腸菌で発現させた. 2)ウロキナーゼ分子のAB鎖をつなぐジスルフィド結合を限定的に還元してウロキナーゼB鎖を得た. 3)アネキシンV変異体とウロキナーゼB鎖をジスルフィド結合で架橋後精製し,化学量論的に両蛋白質が1:1で結合した複合体を得た.最終精製品収率は32%であった. 4)本複合体は合成基質水解活性及びプラスミノゲン活性化作用共にウロキナーゼと同等の活性を示した.更に本複合体は細胞膜に対してアネキシンVと同様の結合能を示した. 5)複合体の線溶活性をウロキナーゼと比較した結果,両者で差はなかった.ラット肺塞栓溶解試験で両者の線溶活性を比較した結果,血中半減期には差がないにもかかわらず,線溶活性は複合体の方がウロキナーゼの3倍~4倍強かった, 金沢大学 医 第3内科}, pages = {684--692}, title = {アネキシンVを利用した新しい血栓溶解剤の開発 アネキシンVとウロキナーゼB鎖複合体の作製と性状}, volume = {105}, year = {1996} }