@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017467, author = {松田, 英三}, issue = {6}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {1997158254, 1)HT-1080から,4つの,種々のPAI-1活性を持ったクローンを分離した.各クローンのPAI-1の発現とTFの発現との間に正の関連が見られた. 2)ヌードマウスの尾静脈へ腫瘍細胞を接種後の肺転移能は各クローン間において有意差を認めた.そして肺転移能はPAI-1活性及びTF活性と強く相関していた. 3)各クローン細胞の有する接着能及び浸潤能と肺転移能の間には相関関係はなかった. 4)殆どの腫瘍細胞が,静注後数分で肺内へと移行した.高転移能を持つクローン26-6は,低転移能を持つクローン1-3Cに比べより長い時間,肺内に停留した. 5)各クローン細胞間に認められる転移能の差は血管内皮細胞に接着後,基底膜に浸潤するまでの間,着床部位に停留し続ける能力によることがわかった. 6)PAI-1活性と凝固活性の両因子共にこの細胞系の肺転移形成能を決定する因子になることが明らかになった, 金沢大学 医 整形外科}, pages = {736--744}, title = {ヒト線維肉腫細胞(HT-1080)の肺転移形成過程におけるタイプ1・プラスミノーゲン・アクチベーター・インヒビター(PAI-1)の役割についての考察}, volume = {105}, year = {1996} }