@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017470, author = {瀬川, 知香子}, issue = {6}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {1997153511, 1)P-セレクチンは正常コントロール群の糸球体には認められず,間質の細静脈の一部に発現を認めた.尿中可溶性P-セレクチンは全例で測定感度以下であった. 2)増殖性糸球体腎炎例では,糸球体及び間質におけるP-セレクチン発現の増強が認められ,血清可溶性P-セレクチン値も有意な高値を示した. 3)糸球体内P-セレクチン発現は滲出性病変,メサンギウム増殖ならびに管内性病変と正の相関を示し,とくに管内性病変との間に強い相関を示した.一方,間質内P-セレクチン発現も間質病変との間に弱い相関を示した. 4)血清可溶性P-セレクチン値は,P-セレクチン発現陽性群では陰性群に比して高い傾向が認められ,糸球体の管内性病変ならびに滲出性病変と正の相関を示した. 5)P-セレクチンmRNAの発現は間質の毛細血管及び細静脈内皮細胞に認められ糸球体では陰性であった.糸球体内P-セレクチン発現に一致して活性化血小板由来のCD41b発現が認められた, 金沢大学 医 第1内科}, pages = {766--775}, title = {ヒト糸球体腎炎におけるP-セレクチン発現とその可溶性分子の検討}, volume = {105}, year = {1996} }