@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017498, author = {瀧, 康則}, issue = {3}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {1997039975, 全身麻酔下で人工呼吸を行っているイヌを用い検討した. 1)硬膜外麻酔は,交感神経をブロックし,低酸素症による血漿エピネフリンやノルエピネフリンの濃度の上昇を抑制した. 2)硬膜外麻酔は,低酸素症による循環動態の変動を抑制し,収縮期血圧,心拍数,体血管抵抗,及び左室心仕事量係数を低く維持した.又,血圧上昇の抑制は,主に体血管低抗の減少によるものと考えた. 3)硬膜外麻酔は,低酸素症によるアシドーシスを抑制したが,死亡率を低下させなかった. 4)上記の作用は,胸部から腰部に及ぶ広範囲な硬膜外麻酔を行った動物のみでなく,臨床上多用される胸部硬膜外麻酔を行った動物においても認められた. 5)硬膜外麻酔が循環動態の変動を抑制する現象は,低酸素状態の発見を遅らせる恐れがあると考えられた.硬膜外麻酔や脊椎麻酔を施行する際は,パルスオキシメータを使用すべきである, 金沢大学 医 麻酔蘇生}, pages = {384--391}, title = {急性低酸素症での循環動態,アシドーシス及び死亡率に与える硬膜外麻酔の影響}, volume = {105}, year = {1996} }