@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017508, author = {室野, 重之}, issue = {2}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {1997017918, 上咽頭癌症例の原発巣56例,頸部転移リンパ節18例において,免疫組織化学的にEBV遺伝子産物,p53蛋白,bcl-2蛋白の検出を行い,PCR法によりEBV-DNAの検出を行った. 1)EBERs陽性例は,56例中46例に認めた.組織別にはWHO分類の2型(分化型非角化癌)では32例中30例,3型(未分化癌)では17例中16例に陽性であったが,1型(扁平上皮癌)では5例全てが陰性であった. 2)EBV-DNAは,検討した42例中35例で検出された.EBERsと同様にWHO分類1型の3例では検出されなかった. 3)p53蛋白陽性例は56例中31例に認めたがEBERsの発現と相関しており(p<0.05), p53蛋白の発現におけるEBVの関与が示唆された. 4)bcl-2蛋白陽性例は56例中50例に認めたが,bcl-2蛋白の発現はEBERsの発現及びLMP1との発現と相関がなく,EBV感染に依存するものではない, 金沢大学 医 耳鼻科}, pages = {187--202}, title = {上咽頭癌におけるEpstein-Barrウイルス遺伝子産物およびp53蛋白,bcl-2蛋白の発現に関する研究}, volume = {105}, year = {1996} }