@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017513, author = {韓, 文華}, issue = {2}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {1997010663, 麻酔下の雄性Sprague-Dawley系ラットにアデノシンA1受容体拮抗薬,FK838を投与した. 1)FK838を持続静注すると,投与初期に軽度のGFRの増加を認めた以外,MBPならびに腎血行動態は不変であった.UV, UNaV, FENaは著しく増加し,水・Na利尿がみられた. 2)FK838の持続静注により,係蹄灌流によるEPFRの変化率は小となり,これにより評価したTGF機構の反応性は抑制された. 3)10-7~10-5MのFK838でヘンレ係蹄を微小灌流したところ,TGF機構は濃度依存性に抑制された. 4)プロベネシドを持続静注すると,FK838の水・Na利尿作用は増強したが,TGF機構はFK838単独静注時と同程度に抑制された.プロベネシドの併用により,FK838の血漿中濃度は上昇したが,尿中排泄量は影響を受けなかった.以上より,FK838は,血管内及び尿細管腔内投与のいずれによってもTGF機構を抑制する, 金沢大学 医 第1内科}, pages = {239--248}, title = {アデノシンA1受容体遮断の腎微小循環と尿細管糸球体フィードバック機構に及ぼす影響}, volume = {105}, year = {1996} }