@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017515, author = {林, 康彦}, issue = {2}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {1997011781, 血液脳関門は脳毛細血管内皮細胞が示す特異形質の総称であるが,これが後天的にアストロサイトによって如何に誘導されているかを独自の試験管内モデルを作製して検討した. 1)アストロサイトは非脳型血管内皮細胞に脳型特異形質の一つであるγ-GTPを誘導し,この誘導はアストロサイトの足突起を介する両細胞種間の接触に依存していた.アストロサイト由来の細胞外基質は部分的にγ-GTP活性を誘導した. 2)アストロサイトとの接触により他の血液脳関門マーカーであるトランスフェリンレセプター,P-糖蛋白,I型グルコーストランスポーターをコードする遺伝子の発現も誘導された. 3)アストロサイトは内皮細胞における結合装置形成とミトコンドリア数の増加を誘導した. 4)アストロサイトは内皮細胞との接触によりイヌリンの透過性を低下させた.この障壁能は生理的極性を保持していた, 金沢大学 医 脳神経外科}, pages = {257--271}, title = {アストロサイトによる脳血管内皮細胞特異形質の誘導とその機構}, volume = {105}, year = {1996} }