@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017516, author = {常塚, 宣男}, issue = {2}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {1997009386, ヒト線維肉種HT1080細胞及びマウス肺癌細胞Madison-109細胞にMT-MMP-1及びAS-MT-MMP-1の遺伝子を発現させた後,マウスに移植して転移,増殖能に与える影響を実験転移アッセイ及び病理学的手法で検討した. 1)実験転移モデルにおいて2種類の細胞でMT-MMP-1遺伝子導入群(MT群)は発現ベクターのみの導入細胞群(対照群)に比べて,有意に肺生着率が高かった. 2)Madison109細胞の実験的肺転移における腫瘍移植後10日目の肺転移結節数は,MT群が対照群に比し約2倍と有意に多かった. 3)肺転移結節を形成している癌細胞の中でMT-MMP-1を発現しているMadison109細胞はMMP-2に対する免疫染色が陽性であった.以上の結果から,遺伝子導入により一過性に発現させたMT-MMP-1が活性化MMP-2を通じて癌細胞の実験的転移能,浸潤能及び増殖性を亢進させることが明らかとなった, 金沢大学がん研究所}, pages = {272--286}, title = {膜型マトリックスメタロプロテアーゼ-1(MT-MMP-1) cDNA導入による癌細胞の転移,浸潤の促進}, volume = {105}, year = {1996} }