@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017520, author = {寺崎, 修一}, issue = {2}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {1997004647, 肝腺腫様過形成の細胞増殖活性,肝硬変剖検例におけるサーベイ,組織学的予後因子について臨床病理学的に検討した. 1)AgNOR染色とPCNA免疫染色を用いて増殖活性を検討したところ,AAHの増殖活性は,肝硬変とHCCの中間であった.OAHの増殖活性は肝硬変と同等であった.AAH内部にみられたHCC巣の増殖活性はHCCと同等であった. 2)全肝硬変剖検例のうちAHは257例中55例に140結節みられ,AAHは15例に44結節,OAHは44例に98結節みられた.AAH 44結節のうち18結節はMF(+)AAHであった. 3)OAHの合併率はHCCの有無と関連はなかったが,AAHはHCCを合併した肝硬変に高率に合併しており,HCCを合併していない肝硬変にはみられなかった. 4)HCCへの進展と関連していたのは核密度の増加,脂肪化,小細胞性ディスプラジアであった.特に小細胞性ディスプラジアと脂肪化の両所見がみられた3結節は全てがHCCへ進展した, 金沢大学 医 第1内科}, pages = {333--349}, title = {肝腺腫様過形成の臨床病理学的検討 病理組織学,細胞増殖活性,剖検例でのサーベイ及び臨床例での予後調査を中心に}, volume = {105}, year = {1996} }