@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017527, author = {原田, 憲一}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996244153, 1)定型的細胆管は,全ての肝胆道型疾患で種々の程度に増生していた.非定型的細胆管は,PBCやPSC等の原発性胆道系疾患及び肝外閉塞性黄疸,アルコール性肝線維症,亜広汎性肝壊死,肝硬変,慢性活動性肝炎例で種々の程度と頻度でみられた. 2)定型的細胆管は胆管上皮固有の表現型を有し,増殖活性の亢進も認めた.小葉間胆管での胆管上皮細胞の増殖活性も亢進していた.つまり,定型的細胆管増生は既存の胆管上皮細胞からの増生による. 3)細胞増殖活性の弱い非定型的細胆管はPBCやPSC等の慢性胆汁うっ滞例でみられ,主として肝細胞の化生による見かけ上の増生である. 4)増殖活性の高い非定型的細胆管は肝外閉塞性黄疸,亜広汎性肝壊死,肝硬変や慢性活動性肝炎例でみられ,不完全な表現型の発現を示す胆管細胞の増殖と考えられ,これら疾患での肝細胞消失に関連する一つの現象と考えられた, 金沢大学 医 第2病理}, pages = {39--53}, title = {いわゆる"細胆管増生"に関する病理学的研究 細胞形質,細胞動態およびトランスフォーミング増殖因子アルファ発現の解析を中心に}, volume = {105}, year = {1996} }