@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017538, author = {山本, 靖彦}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996221036, 糖尿病状態で促進的に形成される後期糖化反応生成物(AGE)が培養膵癌細胞の増殖にどのように影響するかを検討した. 1)培養膵癌細胞Mia PaCa-2細胞の増殖はAGEの濃度に依存して促進された. 2)AGEはMia PaCa-2細胞のPDGF-B mRNAレベルを増大させ,抗ヒトPDGF-BB抗体はAGEによるMia PaCa-2細胞のDNA合成をほぼ完全に抑制した. 3)RAGE mRNAに対するアンチセンスオリゴヌクレオチド投与により,AGEのMia PaCa-2細胞のDNA合成促進及びPDGF-B遺伝子発現誘導効果はほぼ完全に抑制された.以上の結果より,AGEは培養膵癌細胞Mia PaCa-2細胞の増殖を誘導し,この増殖誘導にはPAGEを介するオートクリンPDGF-Bの産生亢進を介するものと結論された, 金沢大学 医 第1内科}, pages = {162--169}, title = {後期糖化反応生成物によるヒト膵癌細胞の増殖促進とその分子機構}, volume = {105}, year = {1996} }