@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017583, author = {赤池, 秀一}, issue = {2}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Apr}, note = {1996037147, 1)虚血刺激によって,海馬CA-1~4の全ての領域においてCa2+濃度の上昇がみられ,CA-1の反応が最も著明であった. 2)上記のCa2+濃度の上昇反応には,温度依存性がみとめられた. 3)50mMKCl刺激では,温度依存性はみられず,29℃でもCa2+濃度の上昇がみられた. 4)細胞外からのCa2+流入を除いた条件下でも,虚血によって細胞内のCa2+濃度が上昇した. 5)海馬切片の免疫組織化学的検索で,虚血後のCA-1錐体細胞の胞体においてPIP2の染色性が有意に増加していた. 6)電顕的に粗面小胞体の著明な拡大とミトコンドリアの腫大がみられた.以上より,一過性脳虚血後に海馬CA-1に生ずる遅発性神経細胞死には,粗面小胞体やミトコンドリアからの細胞内貯蔵Ca2+の動員が重要な役割をなすものと推定された, 金沢大学 医 脳神経外科}, pages = {259--269}, title = {一過性脳虚血におけるサル海馬神経細胞のCa2+動態ならびに微細構造の変化}, volume = {104}, year = {1995} }