@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017590, author = {滝野, 隆久}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996021981, RT-PCR法を用いた新しいMMP遺伝子単離法を開発した. 1)胎盤組織から新しいMMP遺伝子をコードする3.4kbpのcDNA(MMP-X1遺伝子)を得た. 2)MMP-X1遺伝子産物はMMPファミリーに共通なドメイン構造を有しながらも,そのカルボキシル末端付近に24の疎水性アミノ酸が連続した細胞膜貫通構造と予想される領域を有していた.よって,この新しいMMPを膜型MMP(membrane type-MMP,MT-MMP)と命名した. 3)MT-MMP遺伝子発現は4.5kbpのメッセージとしてヒト組織では特に胎盤,次いで肺,腎臓で強く発現していた. 4)MT-MMP遺伝子産物は細胞膜表面に63kDaの蛋白として検出された. 5)MT-MMPが発現することにより,前駆体MMP-2の活性化が認められた. 6)MT-MMPの前駆体MMP-2活性化能は細胞膜に共在することが明かとなった.以上から,MT-MMPは未同定のままであった前駆体MMP-2活性化因子であると結論された, 金沢大学 医 歯科口腔外科}, pages = {2--14}, title = {新しい膜型マトリックスメタロプロテナーゼ(MT-MMP)の遺伝子単離と機能の解析}, volume = {104}, year = {1995} }