@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017591, author = {早川, 哲雄}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996027951, 甲状腺腫瘍のH-,K-,N-ras遺伝子それぞれのコドン12とコドン61の点突然変異の有無をPCR法とスロットブロットハイブリダイゼーション法を使って検討した. 1)新鮮手術標本の良性腫瘍では,濾胞腺腫1例にH-rasコドン61でCAG→CGGの,腺腫様甲状腺腫1例にK-rasコドン12でGGT→GATの点突然変異を認めた. 2)新鮮手術標本の悪性腫瘍では,濾胞癌1例にH-rasコドン61でCAG→CGGの点突然変異を認めたが,乳頭癌と未分化癌ではras遺伝子の変異は検出されなかった. 3)穿刺吸引細胞を用いた方法では,乳頭癌,未分化癌ともras遺伝子の変異は検出されなかった. 4)穿刺吸引細胞と新鮮手術標本の結果を合わせると,良性腫瘍では濾胞腺腫11例中1例に,腺腫様甲状腺腫6例中1例に点突然変異を認めた.悪性腫瘍では濾胞癌1例に点突然変異を認めたのみで,乳頭癌と未分化癌ではras遺伝子の変異は検出されなかった, 金沢大学 医 第1内科}, pages = {15--25}, title = {日本人の甲状腺腫瘍におけるras遺伝子点突然変異 穿刺吸引細胞を用いた検討}, volume = {104}, year = {1995} }