@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017593, author = {久田, 幸正}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996031405, 1)抗Thy1.1腎炎の経過中,糸球体ECM増生部位のメサンギウム領域にMMP-2蛋白の発現が確認された.第60病日では,軽度のメサンギウム基質増生部にはその発現を認めたが,中等度以上に残存している硬化糸球体には発現はなかった. 2)抗Thy1.1腎炎から精製された糸球体の培養上清中にはMMP-2が第7病日から持続的に分泌されており,これはすでに一部は活性化されていた. 3)MMP-2の遺伝子発現は抗Thy1.1腎炎の経過中,特に第14病日で対照に比し4.2倍,第28病日に5.0倍,第60病日に2.0倍の亢進が認められた. 4)糸球体におけるMMP-2の分泌量および遺伝子発現は,ECM増生時期に一致して亢進しており,ECMの減少とともにその発現も低下した.以上の結果より,硬化糸球体におけるMMP-2の発現が硬化病変の修復機序に大きな役割を演じていると考えられた, 金沢大学 医 第1内科}, pages = {36--45}, title = {ラット抗Thy1.1腎炎におけるマトリックスメタロプロテイナーゼ-2の発現}, volume = {104}, year = {1995} }