@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017602, author = {岡本, 禎一}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996037345, 1)脳内ではマイクログリア,血管周囲細胞,マクロファージがMHCクラスIIを発現し,抗原提示細胞として働いている可能性が示唆された. 2)脳腫瘍移植後に頸部リンパ節,脾臓および腸間膜リンパ節においてMHCクラスIIが発現し,脳内の免疫情報が全身のリンパ組織に伝達されることが示された. 3)脳腫瘍移植後のTリンパ球の増加は脳腫瘍内と頸部リンパ節でのみ認められ,その経時的動態は相関した. 4)腫瘍を頭蓋外に移植した群では,頸部リンパ節でのCD4陽性Tリンパ球の増加は遅延した. 5)頸部リンパ節摘出群では,脳腫瘍内へのCD4陽性Tリンパ球の浸潤は遅延し,代償性に脾臓および腸間膜リンパ節においてCD4陽性Tリンパ球の増加を認めた.以上の結果から,ラット脳腫瘍において頸部リンパ節は中枢神経系の局所リンパ節としての役割を果たしていると結論された, 金沢大学 医 脳神経外科}, pages = {143--153}, title = {脳腫瘍免疫における頸部リンパ節の重要性 ラット移植脳腫瘍モデルにおける検討}, volume = {104}, year = {1995} }