@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017606, author = {木船, 孝一}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996047342, FCRとCSF胸部側面像を基礎的,臨床的に比較検討した. 1)物理的画像特性では鮮鋭度はFCRが劣り,粒状性は2分の1縮小画像であるFCRの方が良好な値となった. 2)疑似結節を用いた描出能で,FCRは異なる撮影条件での全体的評価で肺尖部は有意に劣り,他の領域では有意に優れていた.撮影条件別にみると線量を多くした場合,肺尖部の描出能は改善された. 3)正常構造の描出能は,空間分解能が問題となる葉間裂の描出以外はFCRの方が同等もしくは優れていた. 4)臨床例を用いた結節影の診断能は全体,腫瘍径,辺縁の性状別では差がなく,CSFの撮影条件が非適正とされた症例群の比較でFCRは優れていた.存在部位別の検討でFCRは肺尖部の診断能は低い傾向にあり,胸骨後領域では診断能が高かった.以上から,最適撮影条件を恒常的に得ることの難しい側面像において,FCRはその寛容性の点でCSFより優れ有効な撮像法と成り得る, 金沢大学 医 放射線医}, pages = {187--205}, title = {胸部側面像におけるコンピューテッド・ラジオグラフィーの臨床的意義に関する研究}, volume = {104}, year = {1995} }