@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00017609, author = {原城, 達夫}, issue = {1}, journal = {金沢大学十全医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {1996048698, 1)ヘテロFHとヘテロCETP欠損の合併例(FH+CETP-D群)のリポ蛋白組成はヘテロFH例(FH群)に比し,CETPの低下によりLDL-Cの低下傾向とHDL-Cの有意な高値を認め,相対的に抗動脈硬化的と考えられた. 2)FH+CETP-D群の臨床像は有意ではないがFH群に比し心筋梗塞の発生頻度の低値を認めた.しかし,狭心症の発生頻度に差を認めなかった.ヘテロFH男性による多変量解析による検討では,CSIはHDL-Cと負の,年齢と正の相関を認めたが,肥満,喫煙,糖尿病,高血圧の有無,アポE遺伝型との有意な相関を認めなかった.ヘテロCETP欠損合併例では,10例中2例を除き年齢で推定されるCSI値は低値であった.以上より,高LDL-C血症例において,CETP低下に基づく高HDL-C血症は望ましいが,冠動脈硬化性心疾患の発症を抑制できるほど十分ではなかった, 金沢大学 医 第2内科}, pages = {230--244}, title = {ヘテロ接合体性家族性高コレステロール血症とコレステリルエステル転送蛋白欠損症の合併例の血清リポ蛋白および臨床像に関する研究}, volume = {104}, year = {1995} }