@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026597, author = {大村, 健二 and 金平, 永二 and 石田, 文生 and 足立, 巌 and 持木, 大 and 渡邊, 洋宇}, issue = {12}, journal = {日本消化器外科学会雑誌}, month = {Dec}, note = {われわれは遊離空腸片採取後に発生した腸重積症の4例を経験した.いずれの症例にも,頸部食道癌もしくは下咽頭癌の診断で咽頭喉頭頸部食道切除術を行った.その際,頸部食道再建のため上部空腸より遊離空腸片を採取し,採取後の空腸断端はAlbert-Lembert縫合により端々に吻合した.4例ともに腸閉塞様の症状で発症し,保存的に加療するも症状の改善を認めず再手術を施行した.再手術前に腸重積症と診断可能であったのは1例のみであり,ほかは癒着性イレウスの術前診断であった.3例には先進部である空腸片採取後の吻合部を含めた腸管切除を行った.再手術後は腸重積症の再発を認めていない.トライツ靭帯の近傍に吻合が形成されることや,吻合部の浮腫が腸重積の誘因であると思われた.採取後の空腸断端の血行不良部を切除し,層々縫合によって吻合する方針とした以後は腸重積症の発生をみていない., 金沢大学医学部附属病院外科}, pages = {2879--2882}, title = {遊離空腸片採取後に発生した腸重積症の4例}, volume = {26}, year = {1993} }