@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026827, author = {北川, 育秀 and 越田, 潔 and 溝上, 敦 and 江川, 雅之 and 小松, 和人 and 中島, 慎一 and 三崎, 俊光 and 勝見, 哲郎 and 並木, 幹夫}, issue = {8}, journal = {泌尿器外科 = Japanese journal of urological surgery}, month = {Aug}, note = {1993年1月から2000年6月までにネオアジュバントホルモン療法後に根治的前立腺全摘除術が施行された前立腺癌100例の予後についてレトロスペクティブに検討した. 前立腺全摘標本の病理組織学的所見においてはPTxN1症例, Gleason score8以上の症例でそれぞれ有意に再発率が高かった. 臨床的には, 治療前PSA値が20ng/ml以上, 前立腺生検所見でのGleason score7以上の症例で有意に再発率が高かったが, これらのhigh riskを有する症例群においても, 病理組織学的治療効果がgrade3の症例では再発が認められなかった. ネオアジュバント療法施行症例においては取り扱い規約の病理組織学的治療効果判定は再発予測に有用であると考えられた. 従来より, 限局性前立腺癌に対し根治的前立腺摘除術を行う前にホルモン療法を施行すること(ネオアジュバントホルモン療法)の臨床的な有用性が報告されており, 広く行われている1~3). ただし, 長期に経過観察を行った例では, ネオアジュバント療法群と非施行群において再発率に差が認められなかったとする報告3~5)もあり, ネオアジュバント療法の是非については今だに議論の分かれるところである.}, pages = {870--873}, title = {前立腺全摘除術症例におけるNeoadjuvant療法の病理学的治療効果と予後}, volume = {15}, year = {2002} }