@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026848, author = {渡邊, 弘之 and 大坪, 公士郎 and 岡田, 源作 and 毛利, 久継 and 土山, 智也 and 澤武, 紀雄}, issue = {3}, journal = {胆と膵 = The Biliary tract & pancreas}, month = {Mar}, note = {Secreted apoptosis-related protein2(SARP2)は,膜貫通型frizzled proteinのcysteine-rich domain(CRD)に対する相同物であり,Wnt癌化シグナル伝達系に対して抑制的に作用し,さらにapoptosisに対して誘導的に作用するとされる. SARP2のプロモーター領域のメチル化による転写抑制により,ヒト癌では,Wntシグナル系の活性化が生じ,癌化が促進されることが明らかにされている. 膵液上清中のSARP2メチル化の検討では,MSP法で,膵癌で75%(24/32),IPMN悪性群で82%(9/11),良性群で89%(8/9),慢性膵炎で5%(1/19),コントロール群で0%(0/10)であり,IPMN以上の病変で有意に陽性率が高かった. さらに,Real-timeを用いた定量的MSPでは,ある程度,癌特異性を高めることが可能であった. このように,今後,膵液や十二指腸液を用いたSARP2メチル化の測定は,膵腫瘍性病変のスクリーニング法として期待される.}, pages = {151--155}, title = {膵液中のSARP2遺伝子のメチル化測定による膵癌診断へのアプローチ}, volume = {27}, year = {2006} }