@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026881, author = {真田, 弘美 and 永川, 宅和 and 上野, 桂一 and 太田, 哲生 and 萱原, 正都 and 森, 和弘 and 中野, 達夫 and 竹田, 弘弥 and 宮崎, 逸夫}, issue = {1}, journal = {老年消化器病 = Journal of geriatric gastroenterology}, month = {Jan}, note = {当教室では, 術後侵襲を最小限にするために, 高齢者に対して積極的に小切開による胆嚢摘出術を行っている. そこで胆石術が高齢者のQuality of Lifeにどのように影響するのか, 高齢者の術後長期にわたる愁訴について検討した. 方法は金沢大学医学部附属病院第二外科で, 昭和55年から平成元年までに, 胆嚢摘出術を受けた316名を対象に, はがきによるアンケート調査と電話による面接を行った. その結果, 以下の3点が明らかになった. 1)胆石症術後の愁訴の発生率は, 手術時年齢が30歳以上では差がなかったが, 75歳以上になると, やや増加した. 2)愁訴は65歳以上において長期に持続する傾向があり, 特に, 創部痛において顕著であった. 3)小切開の方が大切開に比較して愁訴の発生が少なかった. 以上より高齢者の胆嚢摘出術では, 術後愁訴がQuality of Lifeにほとんど影響を及ぼさず, 小切開による効果が出ていることが示唆された. 高齢者における胆石保有率は近年次第に増加の傾向にあり, 手術症例は10年前の約2倍に達するといわれている.}, pages = {51--55}, title = {高齢者の胆石症術後愁訴に関する検討}, volume = {4}, year = {1992} }