@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026892, author = {渡邊, 弘之 and 山口, 泰志 and 澤武, 紀雄}, issue = {9}, journal = {胆と膵 = The Biliary tract & pancreas}, month = {Sep}, note = {膵癌では胃癌や大腸癌のように生検が行えないことが, その早期診断や鑑別診断を困難にしているが, K-rasコドン12の変異が高率にみられることに注目し, 膵液中K-ras変異の検出が試みられている. しかし, その陽性率は高いものの, 偽陽性がかなりみられ, 癌特異性が問題になっている. このような点を補完し, 膵液中DNA診断の向上を目指して, 私共は, p53癌抑制遺伝子変異の有無をnon-RI-SSCP法にて検討している. 本法によるp53遺伝子変異(エクソン5~8)は膵癌の42.3%(11/26)に認められている. 一方, 粘液産生膵腫瘍(腺腫)4例と慢性膵炎16例の膵液には同変異は検出されず, その癌特異性は非常に高い. また, K-ras変異陰性例にもp53変異陽性例がみられ, K-ras変異と組み合わせることにより, 膵癌の遺伝子診断が向上する.}, pages = {757--763}, title = {p53癌抑制遺伝子変異検索の膵癌診断}, volume = {20}, year = {1999} }