@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026894, author = {北川, 育秀 and 栗林, 正人 and 並木, 幹夫}, issue = {6}, journal = {泌尿器外科 = Japanese journal of urological surgery}, month = {Jun}, note = {「はじめに」現在, 尿道スリング手術(TOT, TVT)は腹圧性尿失禁に対する標準的治療となっており, 手術手技の容易さ, キットが使用できる簡便さ, 良好な手術成績などから広く施行されている. ただし, 術後合併症として排尿障害を生じる症例を経験することがある. 今回, トラブル症例に対する手術を経験したので, これを報告するとともに, 当施設でTOT手術時に行っている工夫を紹介する. 「症例」48歳の女性. 腹圧性尿失禁に対し, 2010年6月に近医泌尿器科でTVT手術を施行された. 術後, 残尿による尿路感染を繰り返し, その都度保存的に加療された. 残尿に対し自己導尿を開始したが, 徐々に挿入困難となり, 2010年12月当科を受診した. 初診時所見:検尿:異常なし, 残尿:150ml, 内診:骨盤臓器脱なし, 膀胱鏡:中部尿道の屈曲による抵抗感あり, 膀胱内に異常なし. TVTテープ切断術を予定し, 尿道バルーンカテーテル留置にて外来での経過観察を行っていたが, 経過中に左急性腎孟腎炎を発症し, 2011年1月に緊急入院した.}, pages = {1041--1043}, title = {第20回 腹圧性尿失禁に対する尿道スリング手術後合併症としての排尿困難:対応と手術時の工夫}, volume = {24}, year = {2011} }