@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026895, author = {北川, 育秀 and 小堀, 善友 and 溝上, 敦 and 中嶋, 和喜 and 竹田, 康男 and 並木, 幹夫}, issue = {8}, journal = {泌尿器外科 = Japanese journal of urological surgery}, month = {Aug}, note = {前立腺癌患者においてはfree/totalPSA比(f/t比)が低いと報告されているが前立腺検診で実践的に利用された例は少ない. 金沢市において2000~2006年の7年間で延べ32,787人に対し検診が施行され, 249人が前立腺癌と診断された. その間, PSA2.1~10.0ng/mlの範囲でf/t比0.23以上の受診者を2次検診から除外した結果, 1次検診受診者中の癌発見率に変化がなかったにもかかわらず, 要2次検診率は有意に低下し, 2次検診受診者に対する癌発見率は有意に上昇した. f/t比をcut off値として使用することが1次検診の効率化に貢献したと考えられた. 「はじめに」現在, 本邦における前立腺がん検診としてはPSA単独検診が一般的である. 1987年のStamyらの報告1)以来, 欧米ではPSAのcut off値を4.0ng/mlとした検討が多く2), 本邦においても同様に設定している1次検診が多くを占めている. ただし, PSA値4.0ng/ml以下の前立腺癌患者の存在が否定できず3), 低PSA値で発見される前立腺癌はおおむね早期癌で根治が期待できると考えられ, 特に長期間の平均余命が見込まれる50~60歳代の男性において低PSA値で前立腺癌を発見することは非常に有意義なことと考えられる.}, pages = {991--993}, title = {Free/Total PSA比を使用した前立腺がん検診の検討}, volume = {22}, year = {2009} }