@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00026899, author = {寺山, 昇 and 松井, 修 and 小林, 聡 and 眞田, 順一郎 and 蒲田, 敏文}, issue = {増刊}, journal = {胆と膵 = The Biliary tract & pancreas}, month = {Mar}, note = {MDCTの導入により, angio CTにもMDCTが使用されるようになってきた. MDCTを用いた場合でも, 肝腫瘍の血流動態評価は, 基本的に従来のCTで得られてきた知見に基づいており, 変わるものではないが, MDCTの高速撮影能により, これまで不可能であった, 広い範囲での経時的な血流動態の解析が可能となった. また, 等方向ボクセルデータ収集により, 任意の方向のMPR像が横断像と同じ精細さで得られるようになった. これにより, 高分化肝細胞癌内の多血性の脱分化巣の検出や評価が容易になり, 腫瘍と肝動脈, 門脈などとの位置, 浸潤範囲などの把握が容易となった. 肝腫瘍の検出, 質的診断に用いられる, 経動脈性門脈造影下CT(CTAP:CT during arterial portography)や肝動脈造影下CT(CTHA:CT during hepatic arteriography)などのangio CTは, おのおの, 門脈, 肝動脈の血行動態に基づいた画像である. 経静脈性に造影剤を投与するダイナミックCTでも, 動脈優位相の撮影で, 動脈血流の多寡を知ることが可能であり, MDCTを用いれば撮影時間が短いため, 1度の息止めでも多時相の撮影が可能であり(例えば16列の検出器を有するMDCTでは, スキャン時間0.5秒, ピッチ1.375で, 40秒ほどの息止めで, 全肝について6相は撮影可能), 造影剤の血流動態を観察できる.}, pages = {253--258}, title = {Angio CTによる血流動態分析と肝内転移診断}, volume = {26}, year = {2005} }