@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00027105, author = {上野, 悟 and 江川, 雅之 and 北川, 育秀 and 溝上, 敦 and 越田, 潔 and 並木, 幹夫}, issue = {8}, journal = {泌尿器外科 = Japanese journal of urological surgery}, month = {Aug}, note = {内分泌単独療法が行われた臨床病期A~Cの前立腺癌症例について検討した. 再燃例と非再燃例の間には初診時PSA値とPSA値が感度以下に到達するまでの期間に有意差を認めた. 中から高分化で初診時PSA値が低値, nadir到達期間が短い症例では内分泌療法単独で根治する可能性があると考えられたが, 根治性を期待するには長期間の治療継続が必要と考えられた. 内分泌療法は進行性前立腺癌の初回治療の主流となっているが, 限局性前立腺癌に対するホルモン単独療法の統計学的有用性を示すデータはこれまでのところ存在しない. このため米国NCI(National Cancer Institute)が出している癌情報データベースであるPDQ(Physician Data Query)でも臨床病期I, IIの前立腺癌に対する治療選択肢には全摘術, 放射線治療, Watchful waiting(無治療経過観察)が提示され, ホルモン療法の記載はない(表1). しかし, 実際の臨床の場では高齢あるいは他の理由で積極的治療が可能でない限局性前立腺癌患者に対しては内分泌療法が選択されることが少なくなく(図1), 内分泌単独療法で長期にコントロールできている患者を経験することも多い.}, pages = {931--934}, title = {限局性前立腺癌に対する内分泌単独療法の有効性の検討}, volume = {17}, year = {2004} }