@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00027973, issue = {2012}, month = {Apr}, note = {種々の臓器において炎症反応の遷延化,すなわち慢性炎症が発癌において重要なステップであることが知られており,皮膚発がんにおいても同様である.そこで,二段階皮膚腫瘍形成モデルを用いて皮膚発がんにおける,CX3CL1-CX3CR1の病態生理学的役割を解析した. 8週齢・雄C57BL/6マウス(WT)およびCX3CR1遺伝子欠損マウス(KO)の背部にDMBA(100 μg/200μl acetone)塗布後,TPA(30 μg/200 μl acetone)を週に2回,20週連続塗布して腫瘍形成を誘導する.肉眼的に乳頭腫および皮膚腫瘍の形成を観察したところ,KOマウスでは乳頭腫形成が有意に少なかった.また,マクロファージおよびT細胞浸潤もKOマウスで有意に減少していたしたがって,CX3CL1-CX3CR1シグナルがマクロファージおよびT細胞浸潤に密接に関連し,皮膚発がんにおける重要性が明らかとなった.}, title = {皮膚発がんにおける骨髄由来細胞とケモカインの包括的役割解析}, year = {2013} }