@techreport{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00027987,
 issue = {2012},
 month = {Apr},
 note = {DHEASを基質として輸送する有機アニオントランスポーター(OATP)がアンドロゲン枯渇下の前立腺癌細胞増殖において果たす役割を明らかにすることを目的として検討をした。アンドロゲン枯渇下で培養されたヒトアンドロゲン受容体陽性前立腺癌細胞LNCaPや22Rv1細胞において、OATP1A2の発現が顕著に増大した。発現が増大したOATP1A2によりアンドロゲン枯渇下では血中濃度が変動しないDHEAS（不活性型）が細胞へ取り込まれ、細胞内のsteroid sulfataseによりDHEAやDHTなどアンドロゲン（活性型）へ代謝されて利用され、アンドロゲン枯渇下でもその細胞増殖能が維持されることが初めて明らかになった。本研究成果は前立腺癌のCRPCへの進行において、OATPがアンドロゲンの前駆体としてDHEASの供給に寄与し、細胞増殖に維持する役割を担うと考えられた。},
 title = {輸送体を利用したがん幹細胞標的化戦略の基盤構築},
 year = {2013}
}