@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00030205, author = {Maeda, Masahiro}, journal = {外国語教育フォーラム = Forum of Language Instructors}, month = {Mar}, note = {新高等学校学習指導要領では、「授業は英語で指導することを基本とする」と謳われている。 その背景として「生徒が英語に触れる機会を充実する」ことや「授業を実際のコミュニケー ションの場面とする」ことを想定しており、その際には「生徒の理解の程度に応じた英語を 用いるよう十分配慮するものとする」という留意点も明記されている。英語で指導するには、 英語で指導するための授業のスタイルを考える必要があり、生徒の理解の程度に応じた英語 を用いるには英語の先生としての話し方(teacher talk)を実践する必要がある。英語での指導 スタイルの一つとして、そしてteacher talk を活かす活動として、オーラル・イントロダク ション(oral introduction)がある。しかし、オーラル・イントロダクションという用語はよく 耳にするが、その具体的な方法論となるとあいまいさが残る。本文のあらすじならともかく、 時には生徒が自分の力で英文から読み取るべき結末までを先生が話してしまうオーラル・イ ントロダクションも行われがちである。ここでは、オーラル・イントロダクションの効用を 確認しながら、story telling のようなあらすじを先に導入してしまう方法ではなく、生徒の 既知の能力を活かしたり、スキーマを広げたりする目的で行う(1)“Keyword Method”や、 さらに論理的な英文で応用できる(2)“Arranging Cards Method”について述べたい。ここ における“Keyword Method”や“Arranging Cards Method”は、オーラル・イントロダ クションの一方法としての筆者の造語である。}, pages = {36--42}, title = {The Effective Methods for Oral Introduction}, volume = {4}, year = {2010} }