@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00030248, author = {Sakagami, Ruriko}, issue = {19}, journal = {言語文化論叢 = Studies of Language and Culture}, month = {Mar}, note = {フランス語と英語は,共に印欧語族に属し,語彙的にも文法的にも共通点 を多く持つ言語同士である.動詞の時称形に関しても,活用語尾で形態が決 定されるものと助動詞と過去分詞との複合的な形態を持つものを保有するの で,この両言語において対応する見かけ上の等価値形態を指摘することがで きる.そのような形態の一つとして,フランス語の現在分詞と英語の現在分 詞を挙げることができる.しかし、フランス語の現在分詞は、en という前置 詞と結合するとき、ジェロンディフと呼ばれる形態素を形成する.ところが, これに対応する英語の形態素は存在しない.このように,一方の言語には存 在しない形態素が,どのような形式で他方の言語に翻訳され得うるかを観察 し,分析・検討することは,その翻訳結果に現われる両言語の特徴や差異を 明らかにすることに貢献できるはずである.このような方針のもとに着手し たフランス語と英語との対照研究の一つとして,主に統辞的観点からの分析 を阪上(2012)で示した.本稿はその続編に該当し,統辞的観点と意味的観 点,とりわけ時・アスペクト的意味とに関わる表現手段について検討してい くことを目的とする.}, pages = {21--37}, title = {Ce que traduit le gérondif français 2: autour de problèmes de traduction entre le français et l'anglais}, year = {2015} }