@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00030299, author = {大藪, 加奈}, journal = {言語文化論叢 = Studies of language and culture}, month = {Mar}, note = {本論は、英国のイスラム系児童文学作品に描かれている登場人物間の関係を論じたものである。イスラム家庭では、近年イスラム的なライフスタイルや価値観を反映した児童書やおもちゃが商業的成功をおさめている。そこで、これらの商品が代替品としての機能をどのように果たしているかを、主にThe Islamic Foundation 出版の本に焦点を当てて分析した。その結果、これらの作品には現代多文化社会であるイギリスの現状が取り上げられており、イスラム教徒と非イスラム教徒の関係がよく主題となっていることがわかった。しかし、イスラム・非イスラムという二項対立的概念は、聖典クルアーンや預言者ムハンマドの言葉に表れるイスラム的世界観とは相容れない。そこで、本論ではイスラム系児童書の登場人物の描き方を「関係の不在」「無知な者への対処」「対立」「中立」の4 つに分類して考察している。, 最終ページに和文要旨}, pages = {121--143}, title = {The Treatment of Muslim and Other Characters in Muslim Children's Literature in English}, volume = {14}, year = {2010} }