@article{oai:kanazawa-u.repo.nii.ac.jp:00032299, author = {高本, 洋 and 西多, 由貴江}, journal = {研究紀要}, month = {Oct}, note = {Y児は背も大きく、言葉もしっかりしている。入園当初から身の回りの始末や着替えなども教師が手を貸さなくても自分できちんと行うことができる幼児であった。1学期中頃になると、母親からなかなか離れることができず、泣きながら登園するようになった。園内では教師がいつも一緒にいないと不安な様子をみせ、保育中のほとんどの時間を教師の側で過ごすようになった。Y児は教師が「やってみよう」と誘うことはやろうとするが、自分から興味をもってかかわろうとしたり、やってみようとしたり姿がほとんど見られなかった。そんなY児の姿が気になっていた。2学期になると、1学期以上に母親と離れられず、大声で泣くようになった。そこで、母親にも保育室の中に入ってもらい、一緒に過ごしてもらうことにしたが、母親と一緒に何かをして遊ぶというよりも、Y児がしていることを母親がそばで見ながら声をかけ合い、存在を確かめているように感じた。そんなY児が、安心して教師や友達と生活することができるようになってほしい、また、自分から興味をもってかかわろうとしたり、できなくてもやってみようとしたりする気持ちをもってほしいと願い、Y児の姿を追っていきたいと考えた。}, pages = {20--34}, title = {事例研究 : 2 Y児の姿を通して(3~4歳児)(第1部金沢大学教育学部附属幼稚園第51回教育研究会に向けて)}, volume = {51}, year = {2005} }